受験の添削指導を始めた時、新しいことに取りかかる大変さよりはるかに衝撃的だったのが、漢字が書けなくなっている自分に気づいたことでした。

 いや、年のせいもモチロンあるかもしれないですよ。

 でも、そこに至るまでの10年間、パソコンを触ることが面白くて、文字を手で書くということを、ほぼしていなかったことに思い至ったのです。

 しないと出来なくなる、その基本的な事柄は、「書く」というアタリマエにも当てはまるんだな、と思い知った瞬間でした。